1996年03月26日：松尾橋梁(株)が、独資企業として上海松尾鋼結構有限公司を上海市奉賢区南橋鎮に設立。 【資本金：955万USD、工場敷地：60,000m2、建屋面積6,600m2、生産能力10,000t/年間】。

　　1996年09月：奉賢区政府との協議経て工場建設に着工。

　　1997年09月：試験操業を開始（本格稼動は1998年2月の開業式以降)。

　　 2005年09月09日：中国南山開発(集団)股份有限公司との中日合資企業に関する契約を完了し、資本金は1260万USDとなる。

　　2006年01月01日：中国南山開発(集団)股份有限公司と松尾橋梁株式会社との合資会社として活動を開始し、第一期拡張工事に着手。【資本金：1,260万USD、工場敷地：93,600m2、建屋面積20,300m2、生産能力30,000t/年間】。

　　 2006年05月08日：香港招商局集団総裁?中国南山開発(集団)　董事長　傅育寧博士が上海松尾を視察。

　　2006年09月09日：上海松尾は、BECHTEL社(アメリカ)と最初の工事契約(AGD‐Ⅱ工事：8,276t)を結ぶ。本工事の施工を通して高い評価を得る。

　　2006年12月16日：上海松尾は、ドイツ/工場認定DIN18800-7を取得。日本(Ｈグレード)、アメリカ(AISC)、ヨーロッパ(DIN)の工場認定取得会社になる。

　　2007年03月20日：上海松尾は、BECHTEL社(アメリカ)と2度目の工事契約(Motiva Crude Expansion工事：21,095t)を結ぶ。本工事はMotiva社(アメリカ)の製油プラント鉄骨で、アメリカ本国において全て中国製鋼材を使用する製作工事としては最大規模となる。上海松尾は、2009年1月に全ての製作を完了し、アメリカ本国向けの中国製プラント鉄骨として品質の信頼性とともに大きな足跡を残す。

　　2008年09月02日：上海松尾は、AE&E Inova社(オーストリア)と14件目、最初のドイツ向け電力プラント工事(LunenPowerPlant工事：5,600t)を受注。本工事は、中国製EN鋼材を使用する工事で欧州向けでは最大規模。BOX柱(最大部材重量:69t)、BOX梁(最長部材長:28m)、登頂梁(桁高：8m、部材長：31ｍ、重量：252t)の部材で構成され、光波測定による3D部材精度管理を含め高い品質評価を得る。

　　 2008年10月27日：第二期拡張工事に着工。【資本金：1,260万USD、工場敷地：131,000m2、建屋面積45,700m2、生産能力50,000t/年間】。

　　2011年03月：上海松尾は、本格的海洋構造物となる桟橋工事(Hay Point Expasion-Phase3:7,415t?Piling:8,664t)をBechtel社より受注。施主はBMA(BHP B&Mitsubishi Alliance)。オーストラリア向け、地組立による大ブロック出荷の実績を残す。

　　2011年07月：上海松尾は、VALE社とEFA(長期協力契約)を締結し長期的供給業者と認定される。

　　 2012年02月：欧州EN1090認定を取得。

　　2012年06月：ALSTOM(U.S.A)社より東南アジア向け電力プラント(TanjungBin-PJ:12,000t)を受注。

　　2013年07月：上海松尾は、MCDowell社より鋼床版デッキを有する跳開橋工事(LowerHateaRiverCrossing-PJ：232t)を受注。

　　2013年08月：上海松尾は、SHELL社とEFA(長期協力契約)を締結し長期的供給業者(全世界6社)と認定される。

　　2016年、上海松尾は初めて装備鋼構造のDragline Base工事を受注しました。オーナー会社は国際鉱業大手のBHPであり、納入に成功し顧客の称賛を得て、2020年に再び受注し、2021年に納入に成功しました。

　　2019年、上海松尾はインド?ムンバイの海を渡る大型橋梁工事を引き受け、初めて大型橋梁工事を加工し、製造加工から仮組まで、全過程は中国人従業員が主導しました。合計1万9000トン以上の鋼材を使用し、完全に日本基準で設計製造されています。